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鋳鉄小物★双葉の紹介



写真は6月の工の会の時のものです。
(私は展示台布チョイスとアレンジ生花、鉄瓶つかみを展示しました。)

 

写真の中央に並んでいるものは鋳鉄でできた置物で【双葉】です。



土の中から芽が出て、双葉に成長する・・それが伸びていくというイメージ。

なんていっても鋳鉄でできていますので、頑丈で枯れません(笑)
土台の土部は ●タイプ、■タイプ盛土タイプの三種類があります。

旦那氏の小物制作の中で、唯一客層を選ばない、愛らしい小物です。




先日、
東京の銀河プラザで展示販売させてもらった時に手前のおたまじゃくしを
購入したお客様がいました。
そのお客様からとても気にいったという喜びの言葉をいただき、同時に
双葉を注文してくださいました。



しかも4つも!

このお客様は●タイプが希望のようで、在庫がなく、少し待ってもらっています。

南部鉄器は小物とはいえ、一度金属を溶かして型に流し込む作業があるので、
すぐにはできません。
流し込むのもコストがかかるために、1ヶ月に1回から2回程度です。
おまけに着色や塗装にも時間がかかります。
それは小さくても、大きくても同じ作業量です。
丁寧に丁寧に作っています。


双葉を注文されたお客様はこれをどこに飾るのでしょう。

玄関かな?書斎かな?はたまたリビングのボックスなのかな?
数個は友人に贈るのかな??


色々と想像してしまいます^^



作り手はお客様からの喜びの声が一番うれしいです。

熱く、大変な作業の中、また新しい「もの」の制作に意欲が沸く気がします。




住まいのこと
 



私が住んでいるのは築10年程度の一戸建て。






前に住んでいたところは主人の工房からも近く、便利だったのですが、子供が生まれて
手狭になり、引越ししました。

以前、私が金属工芸をしていたときにテーマとしていたのは「家」だったので、家族が増えた今、
心地いい住環境と、そこに住んで感じるものから、また作品に生かしたいと夫婦で考えたので、ここを借りて住むことに決めました。

ちょっと職場からも遠いですが、自転車で通勤できる距離にあります。
山も川も真近にあり、雉やカッコウなどの鳥の声が聞こえてきます。

壁は珪藻土。

腰板まで木目を生かした木を使っていて、玄関の小さな窓から向こうの栗の木や水仙が見えてとても癒されます。

仕事から帰ってくると、ほのかな木の匂いで、またいい気持ちです。

キッチンも広く、居間は本物の木材を使用した床で、とても気持ちよく暮らせています。

まるまる一部屋は旦那氏の作業場(原型制作等)にあてています。
石膏や鉄板や鉄瓶が・・ごろごろとしていて足の踏み場がなく、旦那氏以外は・・・入りません。
(といっても子供は入って粘土してる^^;)

私の作業部屋は二階の東側を陣取っています(笑)



ここは本町通にある岩井沢工務店さんが手がけたのを不動産屋から聞いて後で知りました。

センスがとてもいいです。






ただ・・

玄関の珪藻土にカビっぽいものが発生^^;



今年は湿気が多いからでしょうか??

普通の壁紙であれば、なんとかなるのだけど、珪藻土ってどうすればいいのだろう・・

わかる方、教えてください。





週末は十和田へ行きます。

以前、手作り村で講義していただいた田中陽子さん店主の
暮らしのクラフトゆずりはさんに行く予定です^^

しかも宿泊します(喜)